うつわの世界~オランダのレトロなタイルと日本の骨董~
ぷるぷるっとした食感が人気のわらび餅。きな粉をかけて食べるのも美味ですが、RyoteiStyleはさっぱりと柚子を混ぜ込みました。この透明な和菓子を映えさせたのは、なんと“タイル”です。
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ギャラリーの方に伺ったところ、これは19世紀くらいにあったオランダのタイルだそう。何かの柄というわけではなく抽象的ではあるものの、規則性がある模様みたいに見えます。写真ではわかりにくいかもしれませんが、真っ白というわけでなく、地は少しクリーム色でやわらかい印象なんですよ。
さて、デザートのお茶を入れたのは、古伊万里の筒型の盃。本来は酒器ですが、ここでは湯呑として登場です。土の肌の見せ具合からすると、おそらく江戸時代後期のものでは?とのこと。青磁のような色味と菊の模様が和の雰囲気作りに一役かってくれていますね。
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東京店 GALERIE AZUR(ぎゃるりあじゅーる)
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