西京味噌でいただくほうじ茶の串だんご。和菓子としては、色はとても渋め。長角皿に笹葉をしいてアクセントにし、湯呑みで可愛らしい“抜け感”をつくりました。
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長角皿は志村睦彦氏の作品。鉄釉がかけられた箇所と印判で模様がつけられた箇所のコントラストが印象的です。とても個性的に見えるのですが、しっとりした落ち着きも感じられるうつわです。和菓子だけでなく、焼き魚や揚げ物など、どんな料理の演出もこなしてくれそうな、そんな気がします。

そして茶を入れた湯呑みは、たなかふみえ氏の作品です。ほっこりと可愛らしい絵を描くたなか氏ですが、こちらも見所満載。鶴や亀の表情、見込みに描かれた富士山など、眺めていると笑みがこぼれてしまうのです。

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