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うつわの世界~薫風を思わせる青緑と桜の薄紅色を~

丸ごと食べられる小さな鮎(あゆ)を桜花とともに揚げた天ぷら。この薄紅色をきらっと映えさせる青緑色の長角皿を合わせました。たらの芽、すだちの色ともしっくりきています。
(このレシピの記事はこちら)

こちらの皿は杉本太郎氏の作品。6×4寸の、今回のように小さめの魚をすとんと盛りつけられるサイズです。美しい青緑色はさわやかな風を思い起こさせるようで、または深く澄んだ水の色のようでもあります。裏を返してみたら、高台も皿と同じ縁のかたちをしていました。
 
さて、これに添えた酒器はすりガラスのぐい呑。こちらは橋村大作氏の作品です。クラックという技法をつかっているそうで、ひび割れたような模様が涼しげで、注いだお酒がキリッと冷えているように見えます。もう少し暑くなってきたら小さな氷を入れて楽しんでもみたいですね。

■取材協力・商品お問い合わせ
うつわshizen
http://utsuwa-shizen.com/

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