グリーンピースの鮮やかな黄緑色が目に飛び込んでくる料理。あしらいのにんじんやピンクペッパーのアクセントの赤色系も負けてはいません。これはシンプルな白の鉢に盛りつけましょう。
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選んだのは竹下努氏の稜花（りょうか）鉢です。輪花よりも花びらの先が尖っているようにかたちづくられているものを稜花というそうで、確かにツンとしたフォルムです。とはいえ、全体的に丸みのあるデザインでやわらかい印象ですね。

そして、お酒は細長めの湯呑を使ってコーディネート。こちらは松本郁美氏の作品で、描かれているのは遊牧民だそう。実は遊牧民の部分は釉薬がかけられておらず、ここだけマットな質感が残っていて面白いのです。

さらに意外だったのは、湯呑とセットにした茶托。これは藤野雅也氏の作品で、なんと紙テープを貼り合わせたものを芯に、漆を塗り重ねてつくられているのだそう。今回は茶托として登場しましたが豆皿としても使えます。

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