まるで稲荷寿司のように、餅を油揚げで包んだ煮物。“これぞ和食”ならではのメニューです。ちょっぴり年末年始を意識して、紅白をテーマにコーディネートです。
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紅白といっても、メインの料理のうつわは黒。こちらは、光藤佐（みつふじたすく）氏の黒釉八角鉢です。轆轤をひいた丸鉢から、面取りして八角に成形したそうで、なんともやわらかなフォルムが印象的です。側面の縦のラインはイッチンで描かれていますよ。

赤（紅）の折敷と黒のうつわ。これに合わせるなら残るは白。というわけで、同じく光藤氏の白磁の茶杯をとなりに置きました。茶杯となっていますが、今回RyoteiStyleではぐい呑として登場。また、白一色ではなく、ところどころにある自然釉から生まれた茶色や緑色にあたたかみを感じます。

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