うつわの世界~南国風デザートを“和”に寄せる~
マンゴーの鮮やかな色が主役となるコーディネート。デザートのひんやり感を伝えるためにも硝子のうつわを用意します。
(このレシピの記事はこちら)
硝子の皿は草野啓利(くさのひろとし)氏の作品。葉っぱがモチーフとなっているそうで、グリーンのポイントが素敵です。少しだけ深さがあるので、生クリームをかけてもおさまりがよいのです。
そして“和”に寄せるために、スプーンは飯笹信和(いいざさのぶかず)氏の木製のものを(この作品の記事はこちら)。スプーン置きにしているのは、大武幸子(おおたけゆきこ)氏の作品です。こちら、小さな短冊状の硝子を重ねてつくっているがわかるでしょうか? 絶妙な重なり具合のその様子は、見れば見るほど感動です。
さらに、茶を入れたのは光藤佐(みつふじたすく)氏の湯呑み。一周ぐるりとイッチンで絵がほどこされた楽しい作品となっています。ギャラリーの方に伺ったところ、同氏は「天と地の間にある生き物バンザイシリーズ」とおっしゃっていたとか。料理をのせるうつわがシンプルな場合は、こういったアイテムで癒やしをプラスするのも面白いですね。
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田園調布いちょう
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