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うつわの世界~伝統の唐津焼 そこに吹く多様な風~

伊勢海老をまるごとつかったゴージャスなレシピ。さらにパイ包みとなれば、洋風に盛りつけたくなるのが本音。しかし、RyoteiStyleではあくまで“和”にこだわります。
(このレシピの記事はこちら)

料理をのせるのは、唐津の中里太郎右衛門窯の角皿。 ススキの柄が描かれており、これは400年前からある絵柄だとか。四方の角が軽く反っており、きっちりとしたかたちになっていますが、曲線を境に色がわかれていることでやわらかさも感じられます。なんでもススキの柄がこの2色にかかっているのがこだわりなのだそう。

さらに酒器として添えたのは、村山健太郎氏のぐい呑み。…ですが、もともとはビール用なのだそうです。オーソドックスな唐津焼で、そのかたちはスマート。ギャラリーの方曰く「ヨーロッパっぽい雰囲気」も。確かに、これにステム(持ち手)がついたら、ワイングラスになりそうでもあります。

歴史ある唐津焼のうつわたち。過去から継がれてきた様々に思いを馳せながら、現在の作家の新しい作品を堪能するのも楽しいですね。

■取材協力・商品お問い合わせ
株式会社 一番館
東京店 GALERIE AZUR(ぎゃるりあじゅーる)
https://www.galerieazur.net/

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