うつわの世界~モダンな質感と様々な色 中里花子の板皿~
唐津とアメリカで活動している陶芸作家・中里花子氏の板皿です。表側と裏側でまったく違う表情を見せるこの作品、印象的なのは、なんといっても表面のその色です。深いグリーンなのか黒なのか…光の加減や各々の感じ方で変わるであろう色。これは釉薬で作り出されたのだそう。
さらにこまかなぼこぼことした質感に気づきます。これは、粘土に布を貼ってつくられたとのことで、確かにデニムのような生地の模様、布がよれた跡などが見て取れるのです。
裏は釉薬がかけられておらず、土の色と浮き出てきた鉄分で雰囲気がつくられています。この板皿、RyoteiStyleJpでは似た色合いの料理をのせましたが、たとえば薄い色や明るい色のお菓子などでも素敵にコーディネートできるような気がします。
※このうつわを使用したレシピはこちら
■取材協力・商品お問い合わせ
株式会社 一番館
東京店 GALERIE AZUR(ぎゃるりあじゅーる)
https://www.galerieazur.net/
★食と器の縁結び
唐津『やきもん祭り』in Tokyo のお知らせ
日時:2017年9月18日(月・祝)
会場:セルリアンタワー東急ホテル
[39F]ルナール、[LBF]ぎゃるりあじゅーる
http://www.1bankan.com/img/2017yakimon.pdf
http://galerieazur.blogspot.jp/2017/09/in-tokyo.html