うつわの世界~“桜”をしっとりとおもてなし~
日本の花といえば誰もが思い浮かべるのが“桜”。道明寺(桜餅)にはつい目をとめてしまいます。そんな伝統の和菓子を、花曇りのようなしっとりとしたコーディネートにしました。
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こちらは竹花正弘氏の白磁の丸皿。形としてはとてもシンプルですが、リムの一番外側1ミリくらいに入れられたライン、高台まわりの緋色など見所がいくつか。釉薬の流れた様(さま)が温かみをプラスしてくれているような気がします。
そして、菓子に添えた湯呑は中里太郎右衛門窯の斑唐津の作品です。現在は十四代となっている中里太郎右衛門氏。このかたちは先々代(十二代)からつくり続けられてきたものだそう。小ぶりなのでぐい呑として登場させるのもいいですね。
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