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うつわの世界~洋風デザートを“和”になじませる~

りんごをつかい、カルバドスも足されているデザート。こちらを、和食の後にいただくものとしてコーディネートしました。
(このうつわをつかったレシピはこちら)

“洋風のものを和風に”というテーマはもちろん、季節は秋。りんごは限りなく白に近い黄色…これは重ための色が合うと信じて選んだうつわは、少しざらっとした手触りの鉢です。
こちらは、中里太亀氏の作品。釉薬をかけておらずマットな質感になっているのだそう。全体的には濃い茶色が出ていますが、ところどころにオレンジ色が見えます。これは、薪釜で焼きしめたからならではの効果。火のまわり加減によって、このような色が出ているのです。
ところで、デザートのうつわを乗せているのは角盆ですが、じつは裏返してつかっています。こうすることで鉢全体を眺めることができ、また、なんだか高級感も出たような気がします。

さて、デザートに合わせるのは珈琲です。ここは正当にコーヒーカップを合わせます。いわゆるデミタスカップに近い小ぶりなタイプで、こちらは中里太郎右衛門の陶房の作品です。濃い青の釉薬で描かれた模様は、細かくも手描きの味わいがじんわり伝わってきます。カップの内側は刷毛目で白が塗られており、その様子はまるでスプーンで珈琲をかき混ぜたときに起こる渦のよう。


ちなみに、中里太郎右衛門の陶房は400年続く窯元で、こちらの作品も唐津の土を使用しているとのこと。カップもソーサーも高台には釉薬をかけておらず、これは唐津焼きらしさを出すこだわりなのだそうです。

■取材協力・商品お問い合わせ
株式会社 一番館
東京店 GALERIE AZUR(ぎゃるりあじゅーる)
https://www.galerieazur.net/

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