冷たいデザートのうつわを選ぶとき、夏ならば透明なガラスに盛りつければ涼しげに見えるでしょう。このレシピのように淡い色ならばビビッドカラーの皿を合わせても素敵かもしれません。しかし、寒い季節の、加えて和風にこだわりたいコーディネート…そこでRyoteiStyleでは「藍色」をテーマにしました。
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まず、メインの皿はダークネイビーの釉薬がかけられた中里花子氏の作品。ハニカム形をひとつ切り取ったような六角形です。 土は唐津のものを使っているそうで、まるほど高台を見ると、その色を確かめることができます。濃い藍色一色のように見えて、所々に茶色も顔を覗かせており、眺めていて飽きないですね。

そして、お茶を入れたのは、藍色で絵付けがほどこされたそば猪口。そば猪口といえば、上が広く、裾が少しすぼまっているかたちが多い中、これはストンとストレートな円柱形。縦格子に花の絵柄がほんのりとした可愛らしさで、デザートに添えるカップとしてとても相性がいいような気がします。

黒のうつわはどんな色の料理も素敵に映えますが、デザートには少し堅苦しいのかも…。そんなときは、こういった藍色でちょっと“外して”みるのが楽しいかもしれませんね。

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