うつわの世界 ~伝統の有田焼窯元「崋山」のぐい呑み~
開窯から220年以上の歴史がある窯元「崋山」。こちらのぐい呑み2点をご紹介します。
どちらもきれいな発色で絵付けされています。これは染付(そめつけ)と赤絵(あかえ)でつくられたもの。赤絵とは、染付で焼かれた陶器の上に色をつける手法。すべてオリジナルの絵具をつかっているそうで、その色合いやコントラストの素晴らしさに目を見張ります。
また、このぐい呑みの絵は、手描きのため一日の生産個数はほんの数個。ちなみに崋山の職人の中には、30年以上のキャリアをお持ちの方がいるとのこと。有田焼の歴史もさることながら、時代が変わり、これほどいろいろなものが進化した現代において、人の手によって丁寧につくられた作品に、愛情というかやさしさというか、とてもあたたかなものが伝わってくるのです。
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有田焼 窯元 株式会社 崋山
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