うつわの世界~冬の風物詩 土鍋とうつわのコーディネート~
寒い冬は、あったかい鍋料理が食卓にあがる機会も多くなりますね。「今日は何の鍋にしようか?」と考えるのは、悩ましくも楽しい作業かもしれません。
たとえば、この季節ならでは贅沢な食材が手に入ったら、鍋料理を思いっきりごちそうに仕立て上げてしまいましょう。こんなときは、うつわにもこだわってみませんか?
今回のRyoteiStyleJPからの提案は「鱈ちり鍋」。あらで出汁をとり、白子までいただく豪華なメニューです。野菜などもたっぷりと彩りよく加えました。
(このレシピの記事はこちら)
この、たくさんの具材をもりつけておいたのが、末廣学氏の輪花皿です。大皿で縁もしっかりありますので、豆腐やしらたきなど、水気のあるものも安心して準備できます。
(末廣学氏の記事はこちら)
そして、取り皿としておいたのは大西誠一氏のうつわです。こちらは日本六古窯のひとつである丹波焼の作品。白の化粧土をかけ、登り窯で焼いているそうで、まだらになったあらゆる色が、とても味わい深いのです。
さらに薬味皿として添えたのは、有田焼の陶悦窯のもの。金彩と銀彩がほどこされているものの、マットな質感で使い勝手がよい小皿です。
土鍋の中の具材の雰囲気に合わせ、淡く渋いイメージでうつわを揃えてみましたがいかがでしょうか? これが、洋風の鍋ならうつわもモダンなものにするなど、楽しみ方は無限にありそうな気がします。
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