うつわの世界~白い世界が広がる廣田硝子の丸い皿~
白いうつわは、盛るものを選ばずどんなお料理も素敵に見せてくれます。真っ白な陶器の皿はもちろん、それはガラスでも同じでしょう。
今回ご紹介するのは、『大正浪漫』という名のついた、レトロな雰囲気の台付きのうつわ。RyoteiStyleJpでは、じゅんさいを使ったメニューで使用しましたが、いわゆるかき氷を盛るような、それくらいの大きさと深さのタイプです。
この黒い台のタイプは昔から多かったようで、理由としては高級感が出るからだそう。昔はこういったうつわにアイスクリームをはじめデザートを盛っており、それらは決して安価なものではなかったとのこと。
確かに現在はさほど意識しませんが、デパートのレストランで出されていたデザートのうつわは台がついていたものが多かったように思えます。
そして、もうひとつの白いガラスは、『吹雪』と名付けられている丸皿です。じつはこのシリーズは廣田硝子ではかなり古く、50年くらいつくり続けられているのだそう。
ガラスの中の吹雪のイメージは、発泡剤を入れてはじけさせ泡となったもの。あえてツヤを消したくもりガラスは、まるで本当に吹雪の光景を目にしているような気分にさせてくれるのです。
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廣田硝子株式会社
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